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「全部使ってあの世に」日本電産会長、億単位の寄付次々

2017年4月20日付の朝日新聞デジタルによれば、日本電産の創業者、永守重信会長(72)が数十億円単位の私財を大学に次々と投じ、資金難にあえぐ大学を支援しているそうです。

「税金はどう使われるか分からんが、寄付なら使い道がはっきりする。全部使ってあの世に行くということや。教育が一番良い」

企業にも三大戦略コストというのがあります。この分野のコスト削減は企業の命とりになります。

1.研究(事業)開発費
2.広告宣伝、販促費
3.教育費、採用費(人財開発費)

これらに共通することはなんでしょうか。成果に結びつくのに時間がかかるということです。言い方をかえれば、未来投資ということです。

これらのコストを削減する社長は二つのタイプがあると思います。一つは、自分の任期のことしか考えていない社長。これらのコスト削減を実行すれば、足元の利益、キャッシュが増えますが、悪影響が出てくるのは、自分が辞めたあとです。

もう一つは、本当に尻に火が付いている社長だということです。未来のための投資よりも、今の資金繰りが大事だというわけです。

いずれにしても、これらのコストは未来のためにきっちりとかけていかないとダメなわけです。教育関連に寄付することこそ、日本の未来に役立つのだという永守会長の信念が感じられます。

また、「企業や社会が求める人材を育てる。金も口も出す」と言っているところがまた永守会長らしいですよね。2014年に70億円の私財を府立医科大にがん治療のための陽子線施設を寄付すると表明しています。「役所に任せると値段が高くなるから」と装置や建屋を自身で調達しているといいます。

日本電産を一代で売上高1兆円を超える世界的企業に育て上げた永守会長。本当に日本を代表する名経営者であると思います。

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