社債発行利回り最低

本日の日経新聞に米国の債券市場で異変が起きているという記事ありました。

米日用品大手J&Jが発行した10年債の利回りが2.95%、30年債の利回りが4.50%というのは、社債の発行利回りとしては、1981年以降で最も低い水準だといいます。

利回りは、得られるCF(キャッシュフロー)÷投資したお金×100で計算することができます。

社債に投資するということは、将来のCFを購入することです。このCFは、あらかじめ、社債の発行条件として決まっています。分子のCFが決まっていれば、あとは、いくらでその社債を購入できるかによって、社債の利回りは決まります。

社債を安く買えれば、先の利回りを求める計算の分母が小さくなりますから、利回りは高くなります。反対に、今のように株式市場から資金が流出して債券市場にお金が流入してくるような状況ですと、買いたいという人が多いので、債券価格は高くなります。

投資するお金(=分母)が大きくなれば、今回のように債券利回りは、低くなるということになります。

まとめると、景気に不透明感→将来のCFが決まっている債券が人気→債券価格上昇→利回り低下という感じなんです。

このあたりのメカニズムは慣れないとややこしいですね。

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