企業のあるべき現金残高の水準とは

企業が最適とは言えないまでも、妥当な現金残高水準を決定するためにとっている一般的なアプローチは2つあります。 ひとつは、業界のベンチマークや経験則に従うこと。2つめは、格付会社およびアナリストから得られるガイダンスを参考にするというものです。 1番目の業界内の比較可能な企業を対象にベンチマーキングを行うというアプローチは、業界平均水準が現金残高のあるべき水準だということが前提にあります。 また、同 … 続きを読む→

新年のご挨拶

明けまして、おめでとうございます。 昨年は有難うございました。 今年も価値ある情報を提供していきたいと思っております。引続き、皆様のご愛顧よろしくお願い致します。 株式会社オントラック 代表取締役 石野 雄一

抽象化とは何か

抽象化とは何か?抽象化は、具体化の反対だから「わかりにくくすること」なんて考えがちです。 実は、抽象化とは「共通項を探す」ことです。わかりにくいですね。 こんな時は、それこそ具体的に考えてみましょう(笑) たとえば、次のモノに共通する点はなんでしょうか。 はさみ、鉛筆、ホッチキス、ノート、消しゴム これらのモノに共通することは「文房具」です。5つの具体的なモノの共通項を探すと「文房具」になるのです … 続きを読む→

バランスシートの正体

企業分析をする際にバランスシートが大切であることは確かです。 ただ、忘れてはいけないことがあります。それは、次の2点です。 バランスシートの純資産は、資産合計から負債合計を差し引いた「差額」にすぎないこと バランスシートの資産サイドは、その金額で現金化できるとは限らないこと 純資産が資産と負債の「差額」であるという点を認識することはとても大切です。ましてや、今後はますます重要になってくるでしょう。 … 続きを読む→

因果の法則とバランスシート

私が旧三菱銀行に入行したときの新人研修で、こんなことを言われたのを今でも覚えています。 「三菱銀行の融資担当者たるもの、まっさきにバランスシートを見ろ!」 二流、三流の融資担当者ほど、損益計算書の売上や利益で,企業を判断するというのです。 なぜ、それほどまでにバランスシートが、重視されていたのでしょうか。実は、バランスシートは、企業のカネの運用と調達をあらわしています。 つまり、負債・純資産サイド … 続きを読む→

頭の体操 BEST

思わず、本屋で見つけて衝動買い。私が小学生時代、めちゃ流行った「頭の体操」シリーズ。累計でなんと1,200万部のベストセラー。 その全23集・総数約2000問のなかから、究極の100問をセレクトしたというのだから買わずにはいられない(笑) ちなみにこんな問題です。 問6 二人のけちな酒飲みがいる。形の違うコップが二つだけあり、そのいっぽうに酒がつがれている。この一杯を、二人で分けて飲もうということ … 続きを読む→

企業の「カネ余り」一段と

先日(2010.12.11)の日経新聞に上場企業の手元資金総額が64兆円を超え、2000年以降で最高の水準となったという記事がありました。 企業の手元資金が一段と膨らんでいるのは、「景気の先行きが不透明で思い切った投資を決断しにくい」(大手電機の財務担当者)ことが背景にあるようです。 今のところ、マーケットは事業リスクに対する保険として、また成長のために余裕資金を企業が保有することに対しては、一定 … 続きを読む→

減価償却費はどこにある?

減価償却費とは、設備投資額をその効果のある期間(=耐用年数)にわたって一定のルールにしたがって費用にしていくものです。 設備投資額がこの減価償却費を上回っている場合、起業が設備投資に積極的だと考える1つの目安となるという話をしました。 参考ブログ:三菱電 設備投資、今期1,850億円 実際のところ、有価証券報告書のどこを見れば、減価償却費の金額がわかるのでしょうか。 費用ですから、損益計算書に記載 … 続きを読む→

ファイナンス理論の限界

ここ数年、私が苦労して学んだファイナンス理論に限界があると言われはじめています。 実は、ファイナンス理論は人間が常に合理的に行動するという前提で構築されたものです。しかし、ファイナンスの主体となる私たちは、あらゆる経済活動を常に合理的に、行なっているわけではありません。 むしろ、私たちの心理状態がその判断能力に大きく影響を及ぼす可能性があります。たとえば、汗水たらして自分が稼いだ100万円と、ギャ … 続きを読む→

三菱電 設備投資、今期1,850億円

今朝の日経新聞の記事によれば、三菱電機の2011年3月期の設備投資額は前期の2倍強にあたる1,850億円と3年ぶりに減価償却費(約1,300億円)を上回る見通しとのことです。 減価償却費とは、設備投資額をその効果のある期間(=耐用年数)にわたって一定のルールにしたがって費用にしていくものです。 設備投資額がこの減価償却費を上回っている場合、起業が設備投資に積極的だと考える1つの目安となります。ただ … 続きを読む→

石野 雄一の本

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