ファイナンス理論の限界

ここ数年、私が苦労して学んだファイナンス理論に限界があると言われはじめています。 実は、ファイナンス理論は人間が常に合理的に行動するという前提で構築されたものです。しかし、ファイナンスの主体となる私たちは、あらゆる経済活動を常に合理的に、行なっているわけではありません。 むしろ、私たちの心理状態がその判断能力に大きく影響を及ぼす可能性があります。たとえば、汗水たらして自分が稼いだ100万円と、ギャ … 続きを読む→

三菱電 設備投資、今期1,850億円

今朝の日経新聞の記事によれば、三菱電機の2011年3月期の設備投資額は前期の2倍強にあたる1,850億円と3年ぶりに減価償却費(約1,300億円)を上回る見通しとのことです。 減価償却費とは、設備投資額をその効果のある期間(=耐用年数)にわたって一定のルールにしたがって費用にしていくものです。 設備投資額がこの減価償却費を上回っている場合、起業が設備投資に積極的だと考える1つの目安となります。ただ … 続きを読む→

オリエンタルランド、チケット値上げ ディズニー人気で強気

先日、オリエンタルランドは、2011年4月、東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS)の個人向けチケット料金を全面的に値上げすると発表しました。 TDLまたはTDSを1日利用できる主力のチケット「1デーパスポート」(大人)は現行の5,800円から6200円に値上げするといいます。 TDLとTDSの1人当たりの売上高は9743円(2010年3月期)実はこの内、商品販売収入と飲食販売 … 続きを読む→

TDK社長「営業利益率2ケタに」

TDK社長は、日経新聞の取材に対して「2012年3月期の売上高営業利益率を2ケタに引き上げたい」と述べ、採算改善を急ぐ方針を強調したとあります。これは、今期の売上高営業利益率が軒並み10%以上になりそうな他の部品大手に比べ、TDKの採算性が見劣りしているのが理由のようです。 日経の記事には電子部品大手4社(日本電産、村田製作所、京セラ、TDK)の営業利益率のグラフが掲載されていました。確かに営業利 … 続きを読む→

家庭内IRの重要性(再び)

パートナーにとっての自分の価値を高めるためには、パートナーの期待収益率を下げる必要があります。ちなみに、パートナーの期待収益率=私にとっての資本コストです。そのためには、家庭内IRが必要だという話は以前ブログに書きました。 参考ブログ:家庭内IRの重要性 家庭内IRの際に注意すべき点は、パートナーが、債権者タイプなのか、株主タイプなのかです。実は、投資家には債権者と株主の二種類あります。 日産自動 … 続きを読む→

タッチパネル グンゼ、生産能力10倍

昨日の朝刊記事です。あのグンゼが多機能携帯端末などに使うタッチパネルの生産能力を2011年中に現在の10倍の月60万枚に引き上げるとのこと。 あの懐かしのグンゼのパンツはどうなったんでしょうか。 気になったので、第二四半期の決算短信のセグメント情報をみてみると、グンゼは以下のような3つの事業に分かれていることがわかります。 アパレル事業:インナーウエア、レッグウエア、アウターウエア、テキスタイル、 … 続きを読む→

M&A 新世紀

この「M&A 新世紀」という本、あっという間に読んでしまいました。 赤いハゲタカはトヨタを買収するか なぜマイクロソフトは任天堂を買収しないのか 買収に反対したブルドックソースの株主は、結局は大損した など興味深いトピックもさることながら、平易ながらも、M&Aの本質を数々の事例を通して学ぶことができる本です。お薦めします。

仕事と作業の違い

言われたことをやるのでは、仕事ではなくて、「作業」です。言われたことにプラスアルファがあってこそ「仕事」と呼べるのです。 (日能研理事長 小嶋 勇氏) 私は、自分しかできないことをやるのが「仕事」であり、誰もができることは「作業」だと考えています。

総資産回転率、ケーズHDがヤマダ電を逆転

今朝の日経新聞に「総資産回転率、ケーズHDがヤマダ電を逆転」という記事が掲載されていました。 家電量販店の2010年4~9月期(上期)決算で、ケーズホールディングスの総資産回転率がヤマダ電機を逆転。 ケーズHDが郊外型店舗に特化して出店を進めた一方、ヤマダ電は都心部に旗艦店を出店したことで1年前に比べて総資産が大きく増加。出店戦略の違いが総資産回転率に表れたとあります。 これはこれで意味のある記事 … 続きを読む→

家庭内IRの重要性

企業価値は高めるためには、企業が生み出す将来のFCF(フリーキャッシュフロー)を高めること、そして資本コストを下げる必要があります。 実は、企業のIR(Investor Relations)担当部署のミッションは資本コストを下げることにあります。それでは、資本コストを下げるにはどうしたらいいのか? それは投資家のリスク認識を下げることです。それでは、投資家のリスク認識を下げるためには、どうしたらい … 続きを読む→

石野 雄一の本

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道具としてのファイナンス

道具としてのファイナンス 「理論先行」を排し、最適な資金調達やプロジェクト選択など、ビジネス現場で得た、実務に役立つ知識・方法をわかりやすく教えます。(累計6万部)

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道具としてのファイナンス 問題集 Kindle版 「道具としてのファイナンス」を読むだけでは、なかなか理解出来なかったことも、この問題集をエクセルで解いていく過程で理解できるようになります。(Excel付き)

ざっくり分かるファイナンス

ざっくり分かるファイナンス わかりやすさを追求したファイナンス入門書。
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まんがで身につくファイナンス

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女子高生社長、ファイナンスを学ぶ -がけっぷち経営奮闘記-

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