2000年6月6日 人間ドックについて(10年前の日記)

(以下の文章は、10年前に私がMBA留学日記としてHPに掲載していたものです。
10年前の自分にツッコミをいれるという企画です(笑))

今日はじめて人間ドックなるものを経験しました。渡米前にとりあえず、検査してもらおうと思ったわけです。1泊2日コースと日帰りコースがあるんだけど、日帰りコースを選びました。料金は42千円。これが高いのか安いのか比較するものがないのでわかんないけど、まあ会社が出してくれるからいいや。
本当にこういう時って会社に勤めているとラッキーだなと思う。来月からはこんなこと言ってられなくなるもんな。今のうちに大企業に勤めているメリットを享受しておこう。

朝の8時に病院に行ったら、すでに外来には100人くらいの人が受付にいました。人間ドックは受付が違い、全く待つ必要はありませんでした。人間ドックの患者はいちおうVIPっぽく扱ってくれていました。診療衣に着替え、尿検査、血液検査、眼底検査などを受けました。心電図の検査を受けたときにあの心電図の機械音を初めて聞いた。今は規則正しくリズムを刻んでいるけど、死ぬ時ってこの心電図のリズムがなくなるんだよなって妙に考えてしまいました。
普段、健康で暮らしている時って、まず死を考える時ってないと思うけど、時々病院に来るのって大切かも知れない。本当に健康の大切さを考えるから。

胃カメラもやりましたよ。まず、筋肉注射を肩にするんだよね。これは胃の動きを止めるためらしい。その後、胃の膨らませるために発泡剤を飲みます。飲んだ後、ゲップをがまんしなくてはいけないのがつらいんだよね。それに加えてつらいのはその状態でバリュウムを飲むこと。300CCくらいのドロっとした白い液体を一気に飲むのは大学生の頃の日本酒どんぶり一気より辛かった。

その後、稼動式のベッドの上でうつぶせになったり、腹ばいになったり、45度になったり、えらい動きが必要な検査でした。前立腺の検査はちょっと恥ずかしかった。ベッドにあお向けに寝て両足を抱えていると先生がおしりにぶすっと指を突っ込むんだよね。なんとも気持ちがいい、じゃない悪い検査だった(笑)

結論、こんなんで病気とかって発見できるのかなって印象でした。病院によると思うけど、ほんとに流れ作業という感じ。診療衣着せられて番号札つけられて、あんまりいい気分ではなかった。待合室に文句も言わずに待ちつづける外来患者。医療ってもっと競争原理が働けば、もっとサービスもよくなると思った。いま、病院行けば待つことがあたりまえになっているけど、それっておかしい。病院側には病気を治してやるんだから、少しくらい待つのはあたりまえだという気持ちがあるように感じられる。

カルテだってまだ紙ベースだし、看護婦さんは人手不足だそうだけど、事務スタッフの数が多いように感じた。効率化を図る余地はたくさんありそうだ。でも医療をビジネスとして考え、効率化ばかりを追求していくのもまた問題があるんだろうな。なんせ、人の生死の問題がからんでくるから。銀行という職場も命の次に大切とされるお金を扱うことから結構さまざまな人間ドラマをかいま見る機会がある。病院は人が生まれて、そして死んでいく場所だから、もっともっとすごいものがあるんだろう。今度、病院関係者の方の意見を聞いてみたい。

(10年後の自分のツッコミ)

それにしても、「いきなり、これですか?」という感じですね。この企画止めようかと思いましたが、なんか、このかっこ悪い自分も自分っていうことでしょうか。日付が追いつくまで、とりあえず、毎日アップしていきます。

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