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プロジェクトファイナンス・モデリング講座

本講座では、4日間かけて、プロジェクトファイナンスのモデルを一から作成していただきます。トップレベルのモデリングスキルの習得はもちろんのこと、モデルのレビュー、分析スキルを高めることができます。
弊社は過去5年間で30以上ものプロジェクトファイナンス・モデリングを作成、レビューして参りました。その経験からベストなモデリングスキル習得カリキュラムを開発しました。
本講座は、大手商社のプラント部門、電力部門の方々、道路事業の方々、会計コンサルタントの方々に受講していただいております。プロジェクトファイナンス・モデリングを作成、レビュー、分析する必要がある立場の方々すべてが対象です。

目的
  • モデルの一からの作成を通じて、世界トップレベルのモデリングスキルを習得する
  • 効率的にシナリオ分析や感度分析などのシミュレーションを実施できるようになる
  • 第三者の作成したプロジェクトファイナンス・モデルのレビュー、分析能力が向上する
募集人員 1名様から承ります
対象者
  • 世界トップレベルのモデリングスキルを習得したい方
  • モデルを効率的に分析、レビューする必要がある方
  • ご自身で財務三表のモデリングが作成できる方
講師 石野 雄一
(著書「道具としてのファイナンス」「ざっくり分かるファイナンス」)
価格 1名でお申し込みの場合、150万円(1名様あたり150万円)
2名でお申し込みの場合、250万円(1名様あたり125万円)
3名でお申し込みの場合、350万円(1名様あたり116.7万円)
4名でお申し込みの場合、450万円(1名様あたり112.5万円)
5名でお申し込みの場合、520万円(1名様あたり104万円)
6名よりお1人増えるごとにプラス60万円、最大10名までとさせていただきます。
(全て税込)
開催日 ご要望に応じます
日数 4日間
時間 9:30~18:00
場所 都内
持参いただくもの Microsoft EXCELがインストールされたノートPC
(Windows PCを使用します。それ以外のPCを使用される場合は、操作が異なる可能性がございますので、ご留意ください。また、ノートPCがない方はご相談ください。台数には限りがございますが無料でお貸しします)
申込みについて セミナーお申し込みフォームからお申込み下さい。
カリキュラムの概要
1日目 AM 1.プロジェクトファイナンスの理解
(1)プロジェクトファイナンスの特徴を理解する
(2)プロジェクトファイナンス・モデリングの全体像をつかむ
2.建設中のコスト・モデリング
(1)CAPEXスケジュールのモデリングを実施する
(2)CAPEXの前提条件を抽出する
PM 3.資金調達・モデリング
(1)資金調達スケジュールのモデリングを実施する
(2)建設中金利を理解する
(3)循環参照を活用する
(4)Equity First、Debt First、Pro Rataを理解する
4.借入金返済スケジュール・モデリング
(1)借入金返済スケジュールのモデリングを実施する
(2)借入金の返済方法(元利均等返済、元金均等返済)を理解する
(3)デット・スカルプティングのモデリングを実施する
2日目 AM 1.タイムラインの変更方法
(1)Sumifs関数の活用方法を理解する
(2)四半期データを年次データへ移行する
2.運営期間中の前提条件の抽出
(1)収益スケジュールのモデリングを実施する
(2)別シートからAssumptionシートへ前提条件を抽出する
PM (3)Mod関数の活用方法を理解する
(4)OPEXスケジュールのモデリングを実施する
(5)運転資本のモデリングを実施する
3.運営期間中のCAPEXモデリング及び資産の償却モデリング
(1)Offset関数の活用方法を理解する
(2)会計上の減価償却費と税務上の減価償却費を理解する
(3)償却方法(定額法と定率法)を理解する
3日目 AM 1.財務三表の作成
(1)損益計算書を作成する
(2)繰越税金のモデルを構築する
(3)キャッシュフロー計算書を作成する
(4)貸借対照表を作成する
PM 2.積立金のモデリング
(1)Debt Service Reserve Account(DSRA)を理解する
(2)Maintenance Reserve Account(MRA)を理解する
3.評価指標の理解と算出
(1)Project IRR, Equity IRRを算出する
(2)LLCRを算出する
(3)DSCRを算出する
4日目 AM 1.感度分析
(1)変化させる項目を洗い出す
(2)感度分析を実施する
(3)マクロを活用したシナリオ分析を実施する
2.プロジェクトファイナンス・モデルの分析手法
(1)Trackシートを作成する
(2)Deltaシートを作成する
PM 3.財務モデリングに使えるVBAの基礎
(1)オブジェクト式を理解する
(2)ステートメントを理解する
(3)関数を理解する
4.プロジェクトファイナンス・モデリングのまとめ
(1)モデルの間違い探しテスト
(2)総括

当講座のポジションマッピング

セミナー受講者の声

男性受講者

この研修では、モデルを読み解けるようになること、(簡単な)モデルを作成できるようになることを期待していました。エクセルの使用方法、よく使うコマンド等、これまでマウスに頼ってきたことが、がらりとかわり大変勉強になった。本では分からない実務に使える数式、コマンドや実際にモデルを作成していくことで構成を理解できる点は、非常に良かったと思う。
特にエクセルのコマンド、ファイナンスモデルによく使用される数式は、すぐに業務に生かせる(実際始めている)点だと思う。他の人に読みやすいモデルを作るべきという考え方は、モデルに限らず、役立てていきたいと思う。ファイナンスの基礎、財務モデリングの基礎は少し遅いと感じた一方、PFモデリング(特に最後の方)は少し早足であったと思うので、後半部分にもう少し時間をかけてほしかった。

(メガバンク ストラクチャードファイナンス部 男性)

男性受講者

モデルの構造、ロジック、エクセルの活用方法の習得を期待して受講しました。
今まで敬遠していたモデル、つまり敵を知ることができたと思う。苦手だと思っていた部分がなくなりつつあり、自分としても考え方に変化を感じることができ有益だった。
基本的には習ったことすべてが今後に生かせると感じています。教えていただいたことを忘れないようにしたいです。
Excelの使い方とその背後にあるロジックが、プロジェクトファイナンス・モデリング部分で少しdisconnectするなと感じる部分があったので、完璧な理解のためにはロジックの解説も詳細にしていただければ、より良いものになったと思います。限られた時間なので仕方ないと思いますが。

(大手商社 プラント・プロジェクト部 男性)

男性受講者

モデリングの内容を理解し、他人が作ったものは最低限理解ができるようになるのを期待していました。非常に参考・勉強になることが多かったです。
特にマクロの仕組みはあまり理解しておらず、今後に活かせます。理論も含めて学べたので、丸暗記にならずに済みました。復習して忘れないようにします。
モデラーが作ったものを見る機会が多いので、何を見るべきか、注意すべきか、という視点は今後に生かせると思います。
(時間的な制約がある中では仕方ないのですが)
① 考えるより、ただ打ち込むという時が出てしまった=ちょっと早い時がありました。
② すでに枠組みがあるモデルを使っての演習だったので、いざ自分が一からやれと言われると、そのベースがないとできないのではと思いました(実際簡易なモデリングをしてみるというのもセッションであっても良かったかもしれません)

(メガバンク プロジェクトファイナンス部 男性)

女性受講者

モデルを分析する力や企業価値算出を学びたいと思っていました。
ExcelのShortcut、関数の使い方に慣れていなかったこともあり、戸惑うことも多かったですが、その分新しく学ぶことが多く、大変勉強になりました。
「フラグを立てる」という意味さえ分かっていなかったので、今後はフラグを活用しての財務諸表作成や複雑なモデルを見たときにAssumption Sheetから入力シートを経て、どうOutputされているか、追えるようになったと思います。
多くの関数を教えていただきましたが、いくつかはプロジェクトファイナンスでは使わない、使いにくいものもあったので、「オススメ」のものだけでも良かったと思います。
スピード感が速く入力に必死で、シートでやろうとしていることの意味や理論をしっかり理解できていなかった部分もあったので、理論をしっかり学んでからの方が良かったところもありました。

(大手商社 電力事業部 女性)

男性受講者

ファイナンスの基礎知識、モデルの見方・読み方・作り方、モデルの勘所、Excelのテクニックを期待していました。
これまで漠然とみるしかできなかったモデルが、どのような“気持ち”でどのように構成されているか、理解が大きく進みました。講義内容1つ1つが大変実用的で、目からウロコのものばかりでした。
モデルの妥当性の判断やどこまでを信頼できるのか(センシティビティ含)等、モデルを実務(投資判断、投資基準を満たす為の工夫)に活用するのに活かしたいと思います。
強いて申し上げるとすれば(時間的制約は承知しておりますが)、1つ1つのシートの構造・意味づけをより意識したいと考えました(個人的には作業についていくのに一杯一杯のコトもありました)

(大手商社 投資部門 男性)

男性受講者

実務に直結する知識・技術の習得を期待して受講しました。モデルの作成過程を、時間をかけて追うことができた。他社が作成したモデルの解読スピードアップ、ミス発見能力アップ、エクセル操作能力アップといった点で、今後に生かせそうです。
作業と理論確認のバランスは改善すべき点かと思いました。途中から単調な作業(とりあえず数字があっているかの確認)に時間が割かれ、その作業や式の解説が少なかった印象があります。

(大手商社 プラント・プロジェクト部 男性)

男性受講者

Finance Modelの作成方法を学ぶこと、及び人が作成したModelを読み解く際のpointを知ることを期待していました。新鮮なトピックだったので、毎回興味深く受講できました。
ところどころ進むのが早くて中途半端な理解なので復習しておきます。
まさに現在新規案件のFinance Modelを作っているところなので、明日から実際に手を動かしたいと思います。進むスピードが速い部分があり、もう一日くらい日数が増えれば良いと感じました。

(会計系コンサルティング会社 PPP、PFI担当 男性)

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