私たちの生活は公私に問わず、意思決定の連続です。意思決定には、日々の業務上発生する「オペレーショナルな意思決定」と中長期的かつマクロな視点で行う「戦略的な意思決定」に分けられます。
それら双方の意思決定の際に必要な定量評価のスキルの習得が本講座の目的です。意思決定のダウンサイジング化が進み、マネージャーレベルの方々が多くの意思決定をせざるを得ない状況におかれています。今ほど、全社員がひとつの評価軸を持つことが大切な時代はないと言えます。
意思決定のためのファイナンスに関する講座を提供するのは私たちのみです。ぜひ、社員の方々の受講をお薦め致します。
目的 |
- 戦略自由度の価値を加味したリアルオプション法を学ぶ
- トルネードチャートを活用した感度分析の手法を学ぶ
- シナリオ分析の手法が簡単に出来るようになる
- オペレーショナルな意思決定に役立つフレームワークを学ぶ
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対象者 |
- ファイナンス基礎講座を受講された方
- 意思決定の際の確固たる軸を手に入れたいと思っている方
- リアル・オプションに興味がある方
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受講者数 |
定員25名 |
講師 |
石野 雄一
(著書「道具としてのファイナンス」「ざっくり分かるファイナンス」) |
価格 |
プログラム内容のカスタマイズ、受講人数に応じてご相談させていただきます |
時間 |
9:30~18:00 |
持参いただくもの |
Microsoft EXCELがインストールされたノートPC |
申込みについて |
まずは「お問い合わせ」からご相談ください |
カリキュラムの概要 |
AM |
- 1.リスク分析の手法
- 損益分岐点分析
- 感度分析(トルネードチャートの作成)
- シナリオ分析(What-if分析)
- モンテカルロ・シミュレーション
- 2.経営の自由度を評価する
- 戦略的意思決定とオペレーションナルな意思決定
- 意思決定のプロセス
- NPV法の落とし穴
- 拡張NPVとは何か
- 投資のタイミングを考える
- リアル・オプション法とディシジョンツリー法
- 3.ディシジョンツリー法
- バックワードインダクションとは何か
- 情報の価値を算定する
- ディシジョンツリー法の長所と短所
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PM |
- 4.リアル・オプション法
- 金融オプションとリアル・オプション
- 複製ポートフォリオモデル
- リスク中立モデル
- 連続複利の世界
- 撤退オプションを評価する
- ブラック=ショールズ・モデルとは何か
- 5.オペレーショナルな意思決定
- オペレーショナルな意思決定のフレームワーク
- 自製するべきか外注するべきか
- 追加加工するべきか否か
- 特別注文を受けるか否か
- 増産のための投資をするか否か
- 既存事業から撤退すべきか否か
- 最適な製品販売の組み合わせ(プロダクト・ミックス)
- 販売価格をいくらにすべきか
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