今日は前回に引き続き「SUMIFS関数」の使用例について、ご紹介します。
既にご紹介した通り、SUMIFS関数の書式は、SUMIFS(合計対象範囲、条件範囲1、条件1、…)です。
今日は、データベース等、同じ列には同じ種類のデータしか入力されていない場合の集計方法をご紹介します。
以下のように、支店や商品ごとの売上金額があった時に、支店ごとの売上金額、商品ごとの売上金額を計算する際にもSUMIFS関数は有効です。
これまでのSUMIFS関数の使い方と異なる点は、「合計対象範囲」や「条件範囲」に列全体を指定している点です。
こうすることで、データが更新されデータが増えたとしても、数式はそのままで使用することができます。
ちなみに列全体を選択するショートカットキーはCtrl+Space、行全体を選択するショートカットキーはShift+Spaceです。
参照先に列全体を指定する場合の注意点としては、同じ列に同じ種類のデータしか入力しないということです。
支店ごとの合計と商品ごとの合計が一致しているかなど、求めたいものがきちんと求められているか、注意する必要があります。
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