カテゴリー別アーカイブ: ファイナンス

ソフトバンクGの未来

11月6日、「ぼろぼろであります。真っ赤っかの大赤字」という孫正義氏の発言で始まったソフトバンクグループの決算説明会。2019年7~9月期の連結決算(国際会計基準)は営業利益が7,043億円の赤字(前年同期は7,057億円の黒字)、当期純利益は7,001億円の赤字(前年同期は5,264億円の黒字)となっています。 この結果に対して、孫氏自ら「4半期でこれだけの赤字を出したのは創業以来初めてのこと」 … 続きを読む→

老後2,000万円問題を忘れるな!

2019年6月、金融庁の「市場ワーキング・グループ」が公表した報告書「高齢社会における資産形成・管理」が「老後2,000万円問題」として世間を騒がせたことは記憶に新しいことです。 報告書によれば、老後の必要額2,000万円は、以下の前提のもと算出されています。 ・夫65歳、妻60歳の時点で夫婦ともに無職である。 ・30年後(夫95歳、妻90歳)まで夫婦ともに健在である。 ・その間の家計収支がずっと … 続きを読む→

グループ・ガバナンスの重要性

コーポレートガバナンス改革も5年目を迎え、上場会社における社外取締役の導入などを中心に着実に進展しつつあります。社外取締役を3人以上選任、または取締役会の3分の1を占める企業は、東証1部上場企業の半数近くである1000社を越えました。 今後のコーポレートガバナンス改革は「形式から実質へ」の深化が求められるフェーズに入っていると言われています。こうした中、経済産業省は、2019年6月に「グループ・ガ … 続きを読む→

迅速な経営判断の難しさ

2019年10月21日付日経新聞に「迅速な経営判断の難しさ」というフィナンシャルタイムズの記事が掲載されました。そこでは、掃除機で有名なダイソンの電気自動車(EV)の開発中止が取り上げられていました。創業者ジェームズ・ダイソン氏は従業員宛てのメールに「惨めで恥ずかしいUターン」と書いたとあります。 確かに、どんな企業でも新しいことをやる時には難しい決断が必要でしょう。ただ、より難しい決断はジェーム … 続きを読む→

日立4.5兆円を成長投資へ

日立製作所(以下日立)が攻めに転じます。2019年6月に発表された中期経営計画で今後3年間でM&Aや研究開発、設備投資に合計約4.5兆円を向けるとしています。日経新聞の報道によれば、投資資金の原資は、営業キャッシュフローで2.5兆円、非中核事業や持ち合い株式の売却で8000億円、現預金2000億円、残りの1兆円は借入や社債のようです。 出所:CEO Remarks Hitachi IR D … 続きを読む→

日本企業とGAFAの税負担

日本経済新聞社が2025社の19年3月期の会計上の税負担率を調べたところ、税負担率の中央値は31.4%と、5年前と比較すると約7ポイント低下したといいます。法人税の実効税率は13年度の37%から16年度は29.97%、18年度以降は29.74%となっています。この法人税減税の影響が出ていると言えます。 「実効税率」とは法人の実質的な所得税負担率のことをいいます。いわゆる大企業が負担すべき広義の税率 … 続きを読む→

上場子会社が危ない

最近、日本の親子上場制度に注目が集まっています。というのも、ここに来て世間を騒がせるような出来事が立て続けに起こっているからです。大株主の伊藤忠商事がデサントに対して敵対的TOB(株式公開買い付け)を実施したことは記憶に新しいかと思います。伊藤忠商事は株式保有率を40%に引き上げて創業家社長を退任に追い込みました。 また、最近ではアスクルに対して、株式保有比率42%のヤフーなどが株主総会の社長再任 … 続きを読む→

持ち合い株式解消の本気度はいかに

金融庁は「投資家と企業の対話ガイドライン」の中で、持ち合い株式の保有目的のみならず、保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか等を具体的に精査することを求めています。上場企業はこの要請に応えていく必要があるのです。 つまり、従来の「取引関係の維持」などと言った定性的な説明ではなく、定量的な説明が求められることになったのです。2019年3月期決算の企業の有価証券報告書が6月末に出そろいました … 続きを読む→

プロ経営者松本晃氏が語るRIZAPの内実とは(2/2)

前回に引き続き、2019.7.13週刊東洋経済のインタビュー記事プロ経営者松本氏の発言を取り上げたいと思います。この記事の中に松本氏が経営者として大事にしていることがよくわかる発言があります。 「経営者は自らの腕となる存在を強くしておく必要がある。僕は人事をつかさどるCHO(最高人事責任者)を右腕、ファイナンスを担うCFO(最高財務責任者)を左腕としてきた。右腕が人事なのは、採用・教育に加えて優秀 … 続きを読む→

プロ経営者松本晃氏が語るRIZAPの内実とは(1/2)

RIZAPの2019年3月期の売上収益は2,225億円と前期比+82.3%の増収ながら、営業利益は最終的には▲93億円の赤字となりました。前期対比で▲211億円の減益のうち、93億円は構造改革関連費用です。 構造改革の指揮をとっていた元カルビー会長兼CEOの松本晃氏はこの6月で取締役を退任し、特別顧問につくことになりました。実際のところ、松本氏はRIZAPについてどのように考えているのでしょうか。 … 続きを読む→

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