カテゴリー別アーカイブ: ファイナンス

驚きの東芝の自社株買7,000億円

東芝が13日、7,000億円程度の自社株買いによる株主還元を可能な限り早く行うことを発表しました。 東芝は2016年12月米国子会社の巨額損失で債務超過に転落しました。2018年3月期で2年連続の債務超過になれば、上場廃止を免れなかったわけです。これを回避すべく、海外ファンドを中心に60社から6,000億円の増資を受けたのは昨年の12月ですから、まだ半年足らずです。 確かに東芝メモリ売却で1兆円の … 続きを読む→

期末主義と期央主義

まずは、NPV法による投資判断を考えてみましょう。下図をみてください。0年度に1,200を投資して、1年度目以降はキャッシュが入ってくるプロジェクトです。 ここで混乱しやすいのは、0年度の意味するところです。0年度というのは、言いかえれば、お正月の元旦と考えるとわかりやすいと思います。1年度は同じ年の大晦日をあらわします。2年度以降は、同じように大晦日をあらわしていることになります。 したがって、 … 続きを読む→

ソフトバンクは一体何の会社なのか?

ソフトバンクグループがスプリントとTモバイルUSの合併に合意、国内の通信事業を担っているソフトバンク株式会社の上場を視野へ、ファンド2号を立ち上げを画策などの報道を見て、あなたもこんな疑問を持ったことはないでしょうか。 「ソフトバンクは一体何の会社なのか?」 つまるところ、ソフトバンクグループは通信会社なのか、それとも投資会社なのかということです。これに対して、孫さんは今月の決算説明会で「一般的な … 続きを読む→

ソニー、営業益20年ぶり最高

2018年4月28日付日経新聞によれば、27日発表した2018年3月期の連結決算(米国会計基準)は、本業のもうけである営業利益が前の期比2.5倍の7348億円と、1998年3月期5,257億円達成以来、20年ぶりに最高益を更新しています。 その理由として、20年前の稼ぎ頭でその後、落ち込んだエレクトロニクス事業が生まれ変わり息を吹き返したこと。音楽やゲームなどコンテンツの継続課金モデルもここ10年 … 続きを読む→

資本コストやっと上場会社の半数認識

一般社団法人 日本 IR 協議会は、2018年4月、第25回「IR 活動の実態調査」の結果をまとめました。2018年1月現在の全株式上場会社 3,707 社に対し、調査票を郵送。1,006 社からの回答を得たといいます(回収率 27.1%)。 この中で、IR 実施企業981社のうち、自社の資本コストの水準を認識している企業の割合は 49.0%(前回44.0%)とほぼ半数まで増加し、そのうち資本コス … 続きを読む→

セブン&アイHD 7期連続の増収増益

先日、セブン&アイホールディングス(以下セブン&アイHD)の業績発表がありました。セブン&アイHDの2018年2月期の連結売上高は6兆378億円と前期比+3.5%。営業利益は前期比+7.4%の3,916億円となり、7期連続の増収増益となっています。 セブン&アイHDの収益構造はいびつです。同社の事業セグメントは、国内コンビニエンスストア(以下CVS)、海外コンビニエンスストア、スーパーストア、百貨 … 続きを読む→

ファンダメンタル分析の手法と実例

今回は、「外資系アナリストが本当に使っているファンダメンタル分析の手法」という本をご紹介したいと思います。 著者の二人は証券会社に所属する、いわゆるセルサイドアナリストではなく、投信投資顧問会社や生保・銀行等の資産運用を行う会社に所属するバイサイドアナリストです。言ってみれば、「機関投資家」という立場にあります。 セルサイドアナリストは、顧客に対してレポートによる業界・企業の情報提供を行うことが主 … 続きを読む→

米ゼロックス買収は吉と出るか?

富士フィルムホールディングス(HD)による米ゼロックス買収が話題になっています。驚いたのは、事務機器の名門である米ゼロックスを富士フィルムHDが”ただ”で手に入れるということです。 買収スキームは次の通りです。まず、富士ゼロックス(富士フィルムHD75%、米ゼロックスが25%出資)が金融機関から6,710億円を借り入れし、富士フィルムHDが持つ75%分の自社株を取得します。 … 続きを読む→

修正IRRという新提案

前回のブログでは、IRRの隠れた前提には、各年度のCFをIRRでプロジェクト終了時まで再投資できるという前提があるという話をしました。 ※前回ブログ「IRRの隠れた前提とは」 例えば、0年度に1,000という投資を行い、3年間にわたって500というキャッシュインがあるというプロジェクトAは、3年目に1,878のキャッシュインがあるプロジェクトBと同じ内部収益率23.4%になります。 反対にプロジェ … 続きを読む→

IRRの隠れた前提とは

IRR(内部収益率)には、特筆すべき点があります。それは、プロジェクト期間中に得られるキャッシュフローをIRRで再投資できるという隠れた前提があるということです。 まずは、下図をご覧ください。今1,000という投資を実行し、1年目から3年間にわたり、500というキャッシュが獲得できるというプロジェクトがあるとします。このプロジェクトのIRRは23.4%となります。 これを違った角度から見てみましょ … 続きを読む→

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