カテゴリー別アーカイブ: ファイナンス

ソフトバンクグループの株主価値

2019年5月9日付、ソフトバンクグループ(SBG)は2019年3月期決算を発表しました。売上高は9兆6000億円(前期比+5%増加)、営業利益はなんと2兆3500億円(前期比+81%)と2兆円の大台を突破しました。 この増益には、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)が大きく貢献しています。今期の営業利益の半分以上を稼いでいるのがSVFなのです。 (出所:ソフトバンクグループ決算説明会資料) … 続きを読む→

懲りない銀行

2019/4/20付の日経新聞によれば、未上場のスタートアップ企業と銀行が接近しているといいます。スタートアップ企業は事業リスクが高いことから、従来の資金調達はエクイティファイナンスが主流でした。 ところが、世界的な金融緩和の流れの中で運用難に苦しむ銀行がなんとか成長企業を取り込もうと躍起になっているのがうかがえます。 三菱UFJ銀行はこうした融資を増やす方向にカジを切り、5月には行内の複数部署か … 続きを読む→

企業価値算定に使う割引率

「買収を検討している企業の価値算定をざっくり自分でやる必要があります。その時の割引率は自分の会社の資本コストなのか、それとも買収対象企業の資本コストなのか。どちらがいいんでしょうか?」 最近、M&A担当になったという方からの質問です。 意外とファイナンスがわかっていても、即答できる人は少ないかも知れません。まずはご自身でよく考えてからこのあとをお読みください。 たとえば、家電メーカーがEV … 続きを読む→

ソフトバンクG 社債5000億円発行

2019/4/2付日経新聞によれば、ソフトバンクグループは4月に5000億円の普通社債を発行する方針だといいます。これは、日本企業による円建ての普通社債では過去最大です。 調達した資金は、2014年5月に発行した年限5年の個人向け社債(3000億円)の償還などにあてると言います。今回の社債発行も機関投資家向けではなく、個人向けです。期間は6年で、利率は年1.3~1.9%の間で12日に決定する予定で … 続きを読む→

米国の強み

米国の著名投資家であるウォーレン・バフェット氏は、自身が率いるバークシャー・ハサウェイの株主に年1回の手紙を送ります。その「株主への手紙」の中に、同氏が米国と米国の株式市場に対して絶大なる信頼を寄せていることがわかる箇所があります。 バフェット氏が77年前の11歳の時に最初に投資した金額は$114.75です。バフェット氏はこう書いています。 「この$114.75を仮にS&P500インデック … 続きを読む→

自社株消却は意味がない

2019年3月17日付日経新聞によれば、2018年度の上場企業による自社株の消却が5兆3000億円強と過去最高を更新する見通しです。「消却」とは自社株買いで市場から取得した株式(金庫株)を企業が消滅させることをいいます。 NTTドコモは約1兆1500億円、ヤフーは2000億円相当を消却。また、東芝や昭和シェル石油など初めて自社株を消却する企業も45社にのぼるといいます。 以下の文章は日経新聞の記事 … 続きを読む→

ダイキンは「企業価値向上表彰」大賞に値するか?

東京証券取引所は日本経済新聞社とのタイアップ企画として、2012年度より資本コストをはじめとする投資家の視点を強く意識した経営を実践している上場会社を表彰する「企業価値向上表彰」を実施しています。 このたび、ダイキン工業株式会社が大賞を受賞しました。そのほか、優れた企業価値向上経営を実践している会社として、アサヒグループホールディングス株式会社、日本電産株式会社、ユニ・チャーム株式会社の3社が優秀 … 続きを読む→

図解&ストーリー「資本コスト」入門

金融庁と東京証券取引所から出されている企業統治の指針、コーポレートガバナンス・コード改訂に伴い、「資本コスト」に注目が集まっています。この週末は、『図解&ストーリー「資本コスト」入門』を読みましたのでご紹介したいと思います。 この本では、ミツカネ工業という架空の会社をモデルに社外取締役3名をめぐるストーリー展開になっています。著者の岡氏は30年以上M&Aコンサルティングの世界にいる … 続きを読む→

ソニーの企業価値創造

ソニーの業績が好調です。2018年3月期の連結営業利益は7,348億円と22年ぶりの最高益を更新しました。今期の2019年3月期は前期比18%増の営業利益8,700億円を見込んでいます。2021年3月期には営業利益1兆円突破を予想するアナリストも出てきたようです。かつては、エレクトロニクス事業の業績次第で損益が大きくバラついていたソニーですが、その収益構造は大きく変わってきています。 セグメント別 … 続きを読む→

年末年始に読むべき本

今年もあと残るところ、わずかになりました。今回は年末年始の休みの日に読むべき本を取り上げたいと思います。今年はファイナンス、会計関連の書籍で素晴らしい本が何冊も出版されました。 その中でも私が一押しするのは「機会損失(東洋経済:清水勝彦著)」です。私が行ったビジネススクールの教授はこの「機会損失」をこう説明してくれました。MBA取得の投資対効果を考える場合に「投資」に該当するのは何か?私たちは学費 … 続きを読む→

石野 雄一の本

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道具としてのファイナンス 問題集 Kindle版 「道具としてのファイナンス」を読むだけでは、なかなか理解出来なかったことも、この問題集をエクセルで解いていく過程で理解できるようになります。(Excel付き)

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ざっくり分かるファイナンス わかりやすさを追求したファイナンス入門書。
これまでファイナンス入門書を読んで挫折した方に手にとって欲しい一冊です。(累計12万部)

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女子高生社長、ファイナンスを学ぶ -がけっぷち経営奮闘記-

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