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OEMをやってみる

昨日、一昨日と葉山で小川会計さん主催の西研MGに参加してきました。

今回、初めてOEMを体験することができました。OEMとは、Original Equipment Manufacturer の略で、相手先ブランド製造のことです。

私と同じ卓のパートナー企業は、大型機械を他社に売却してもっぱら、私から製品を仕入、それを市場で売却する、つまり商社役、一方、私は作ることに専念するというわけです。

製造と販売を分担する戦略です。

私は、違う卓(他市場)の他社から借入をし、大型機械に加えて、中型機械を購入、コンピュータ導入、教育投資、人も雇用し、ワーカー2名、セールスマン4名の6名体制によって、9個生産、9個販売体制を整えます。

これだけのF(固定費)をカバーするだけのMQ(粗利)を獲得しなくてはいけません。

利益を出すのに売上は関係ありません(もちろん全く関係ないわけではありません)。

大切なのは、MQ(粗利)とF(固定費)とのバランスだけ。MQ>Fであれば、利益はできます。

反対に、MQ<Fとなれば、利益はでません。ちなみに、Mは製品1個当たりのマージン、Qは数量をさします。

私はパートナー企業とは、24円で卸すという約束しました。

一方で私はどんなに材料が高値でも調達しなくてはいけません。平均材料単価(V)を16円と考えました。

そうなると製品1個当たりの平均Mは、P-Vの8円(=(24円-16円)です。Pは価格です。

利益がトントンになるのは、MQ=Fとなったときです。

したがって、利益がトントンになる損益分岐数量(Q)は、Fを1個当たりのマージンMで割って求めることができます。したがって、F(固定費)を500とすると、損益分岐数量63個(=500/8)と計算できます。

63個に販売してやっとトントンであるということです。結果はどうなったでしょうか。

長くなったので、続きはまた、明日。

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