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企業価値評価の理論と実際

企業価値評価(Valuation)と言えば、すぐに思いつくのがM&Aでしょう。買収対象企業の価値評価を行い、買収価格を見積もる必要があります。もちろん、企業価値評価はM&Aの時だけではありません。今後ますます重要になってくるのがインハウス バリュエーション(In-house Valuation)です。これは企業自らがその内部情報に基づき自社の企業価値を評価することです。この企業価値のことを本源的価値(Intrinsic Value)と呼びます。自社の本源的価値を知らずしてIRなどできるはずがありません。

実際にバリュエーションを行うとなると様々な疑問点が浮かんできます。そんな時に助けになるのが、「企業価値評価の実務Q&A〔第4版〕」です。この本は実務者がバリュエーション時に遭遇するさまざまな疑問に答えてくれるものです。今回、ご紹介するのは、この本を執筆したプルータス・コンサルティングの京都大学経営管理大学院の寄附講座です。そのタイトルは「企業価値評価と株式価値評価を制する」です。有難いことに講義資料が無料で公開されています。私自身、とても勉強になりました。お薦めします。

第1回 「バリュエーションの基礎知識

第2回 「企業価値評価のフレームワークと財務モデル演習

第3回 「M&Aアドバイザリーの実務

第4回 「企業価値評価における割引率算定の理論と実際

第5回 「株式価値評価と司法事例

第6回 「資本政策と企業価値評価

 

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