ROEを分解する

先日の日経新聞の『「国富」どう増やす』という記事の中にこんな文章がありました。 今の日本企業の収益力の低さが理由となって世界のマネーが敬遠する。自己資本利益率(ROE)。株主から預かった資本を使っていかに効率的に利益をあげたかを示す投資尺度だ。 日本の上場企業の予想ROEは6%。2ケタが当たり前の米欧やアジアの主要国と比べて見劣りする。 この記事では、日本企業の収益力の低さをあらわす指標として自己 … 続きを読む→

ファクトベース

前職のコンサルタント時代、よくファクトベースで物事を考えろと言われました。 でも、人は自分の見たいように事実を見るんですよね。このことは常に頭に入れておかなければならないと最近、思います。

宝島のファッション誌「sweet」

今朝のTVで宝島のファッション誌「sweet」が取り上げられていました。私は、今日までこの雑誌の存在を知りませんでしたが、他社の雑誌の廃刊が相次ぐ中、月刊100万部の販売数を誇るといいます。 その秘密は、なんと雑誌の付録。毎号、ブランド物のポーチやトートバッグなどが付いてくるといいます。確かに今までの付録のチープなイメージを一新するようなかわいいモノです。 広報担当者はインタビューの中で、「雑誌の … 続きを読む→

聞く技術

自分が人の話を聞けていないなと思うとき、読み返す本があります。 「プロカウンセラーの聞く技術」という本です。 この本は、ボストンコンサルティンググループ(BCG)日本代表の御立さんがある雑誌の中で薦めていた本の中の一冊でした。 何気なく読み始めたのですが、いつの間にか本は蛍光ペンのラインだらけになってしまいました。 聞き上手の極意は、「素直に聞く」ことだと言います。 『単に聞くのは「たずねる・質問 … 続きを読む→

今や総資産と総資本は同じではない!?

昨日のブログでは、2006年の会社法が施行されてから、「資本の部」が「純資産の部」という名称に変わったことはお話したとおりです。 これにより、総資産=総資本という関係ではなくなったことを知っている人はそれほど多くはありません。 以前は、総資産=他人資本(負債)+自己資本の関係にあったのですが、今や自己資本の定義が場合によって違うことから、必ずしも、総資産と総資本が一致するというわけではなくなってし … 続きを読む→

バランスシートの本当の意味

バランスシートとは、ご存知の通り「貸借対照表」のことです。なぜ、バランスシートというか?それは、左側の資産の合計と右側の負債・純資産の合計がバランスするからって習いましたよね。 実は、その考え方は間違っていたのです。「純資産」は、2006年の会社法が施行されるまでは、「資本」と呼ばれていました。なぜ、名称が変わったのか。 なぜなら、「純資産」という名称の方がバランスシートの本質を表しているからなん … 続きを読む→

年金債務の割引率の基準変更

国際会計基準(IFRS)と日本基準との差異を小さくする「共通化」の作業が進んでいます。 主な会計基準の変更項目のひとつに「年金資産の割引率の基準」があります。 企業は、将来の退職金や年金の支払いに必要な金額を年金債務(退職給付引当金)としてバランスシートの負債サイドに計上しています。 この年金債務の算定方法は、将来の退職金、年金などのキャッシュ(アウト)フローを現在価値に割り引くわけです。 従来は … 続きを読む→

アサヒ首位、キリンと0.2ポイント差

『ビール大手5社が13日発表した1~9月のビール系飲料のメーカー別シェア(課税済出荷量ベース)でアサヒビールが同期間として2年ぶりの首位に立った。 第三のビールが好調だったうえに、主力のビール「スーパードライ」の販売量が9月まで4ヶ月連続で前年実績を上回り、37.2%のシェアを確保した。 ただ、2位キリンとの差はわずか0.2ポイントで年間の首位争いが一段の激しくなりそうだ(2010年10月14日日 … 続きを読む→

負債の適正水準をどう考えるか?

3日連続で東京電力のケースを取り上げてみたいと思います。今回は、東京電力の有利子負債の水準について考えてみたいと思います。 東京電力の今回のエクイティによる資金調達の理由のひとつに「財務基盤の拡充をめざす」というのがありました。 これに対して、市場では「東京電力は高い格付けを有しており、社債を発行した方が低コストで調達できるはず」という声が多いようです。 実際のところ、当事者である東京電力は、現状 … 続きを読む→

ペッキング・オーダー理論

昨日のブログでは東京電力の資金調達について取り上げました。ついでにペッキング・オーダー理論に関してお話しておきます。 東京電力の株価下落は、この理論からも説明が可能です。ペッキング・オーダー理論とは、資金調達を企業がどのような順番で行うかという理論なんです。 ちなみにペッキング・オーダーとはトリの社会の序列を意味した言葉です。 この理論が言っていることは、企業が資金調達を必要とするときには、内部資 … 続きを読む→

石野 雄一の本

アマゾンの「オールタイムベスト ビジネス書100」にランクイン!

道具としてのファイナンス

道具としてのファイナンス 「理論先行」を排し、最適な資金調達やプロジェクト選択など、ビジネス現場で得た、実務に役立つ知識・方法をわかりやすく教えます。(累計6万部)

道具としてのファイナンス
問題集 Kindle版

道具としてのファイナンス 問題集 Kindle版 「道具としてのファイナンス」を読むだけでは、なかなか理解出来なかったことも、この問題集をエクセルで解いていく過程で理解できるようになります。(Excel付き)

ざっくり分かるファイナンス

ざっくり分かるファイナンス わかりやすさを追求したファイナンス入門書。
これまでファイナンス入門書を読んで挫折した方に手にとって欲しい一冊です。(累計12万部)

まんがで身につくファイナンス

まんがで身につくファイナンス ファイナンス本のベストセラー著者が、今まででいちばんわかりやすく書きました。
知識ゼロからでも大丈夫! 世界一わかりやすいファイナンス入門です。

女子高生社長、ファイナンスを学ぶ -がけっぷち経営奮闘記-

女子高生社長、ファイナンスを学ぶ がけっぷち経営奮闘記 倒産寸前! がけっぷちの出版社を救ったのは、女子高生の勇気と「ファイナンス」だった!
最強のビジネス小説、誕生!
Top