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Excelの「セルのコピーと貼り付けの方法」

今日は「セルのコピーと貼り付けの方法」について、ご紹介します。

おそらく一番よく知られているコピーと貼り付けのショートカットはCtrl+Cでコピーして、Ctrl+Vで貼り付けかと思います。

今回は連続したセルにコピーと貼り付けを行う際、Ctrl+CとCtrl+V以上に、便利なショートカットをご紹介します。

前回、すばやい範囲指定指定と瞬間移動をご紹介しました。
Ctrl+Shift+矢印で同じ数値や数式を入力したい範囲を指定した上で、同じ行(横向き)にコピーして貼り付けを行う場合はCtrl+Shft+.(ピリオド)を、同じ列(縦向き)にコピーして貼り付けを行う場合はCtrl+Shft+,(カンマ)を、押せばコピーして貼り付けができます。

例えば、以下のように、B3セルある123をコピーして、B3セルからG3セルまで貼り付ける場合を考えます。
今、アクティブセルはB3セルにあります。ここで、Ctrl+Shift+→を押すと、B3セルからG3セルが選択されます。ここで、CtrlキーとShiftキーにある指は押したままにして、→キーから指を離し、代わりに.(ピリオド)キーを押します。すると、右端のセル(B3セル:123)をコピーして選択している領域(B3セルからG3まで)に貼り付けすることができます。


注意してほしいのは、この場合は、わざわざCtrl+Cでコピーする必要はないということです。
同じことはCtrl+R(横向き)、Ctrl+D(縦向き)でもできますが、範囲指定をするのにCtrlキーとShiftキーを使っていますので、左手はCtrlとShiftを押したままの方が早いと思います。

前回もご紹介しましたが、この時、入力したいセル範囲に前もって0(ゼロ)を入力しておくのを忘れないでください。
同じ行に同じ数式を入力したい場合、入力範囲の左端のセルに数式を入力し、Crtl+Shift+→で入力したい範囲を選択、Ctrl+Shift+.でコピー&貼り付け、という一連の動作がスムーズにできるようになります。

連続したセルのコピーと貼り付けはご紹介した方法がおススメですが、離れたセルに貼り付けを行いたい場合は、やはりCtrl+Cを使う必要があります。
その場合、貼り付けはCtrl+Vでもできますが、一度限りの貼り付けの場合はEnterキーで貼り付けを行うこともできます。

コピーと貼り付けはいろんな方法があります。
皆さんの状況に合わせて、一番使いやすい方法を見つけてください。

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