PwCの戦略コンサルティング会社Strategy&が、研究開発投資額の世界の上場企業トップ1,000社のランキングを発表しています。
1位はアマゾンで161億ドル(約1兆8,000億円)を投資しています。2005年の調査開始後、ソフトウェア・インターネット企業が1位になるのは初めてだといいます。昨年1位だったフォルクスワーゲンは5位に転落しています。
意外にも、中国企業が20位以内に入っていないことに気づきます。ちなみに、時価総額ではアリババとテンセントはそれぞれ世界6位と8位です。
出典:Strategy& 2017年グローバル・イノベーション調査
日本企業は昨年よりも6社多い171社がトップ1,000社にランクイン。日本企業ではトヨタが11位、ホンダが19位という結果でした。トヨタは調査開始以来、常に20位以内にランクインしてきたといいますから、すごいものです(上の表の赤字の企業は2005年以来毎年上位20位にランクインしている企業)。
出典:Strategy& 2017年グローバル・イノベーション調査
とは言うものの、日本企業の上位20社の顔ぶれをみると、ソフトウェア・インターネット企業がありません。お馴染みの企業が名を連ねているものの、勢いのある企業がないのがさみしいところです。