このタイトルは、今朝、電車の中で目についた女性雑誌の広告にあったフレーズ。
ちょうど、私が読んでいた本「戦略経営の実践」の中に、『般若心経には、「過去の因を知らんと欲せば現在の果を見よ。未来の果を知らんと欲せば現在の因を見よ」とある』と書いてあった。
また、『般若心教は、悪いカルマ「因果の法則」を断ち切り、良いカルマ(因果の法則)をつくるための「知恵」である』とあった。
へぇ~、と思って上を見上げたら、先のフレーズが目に入ったので驚いたのだ。
企業のバランスシートは、「果」である。過去の事業活動(因)を知りたければ、現在の姿(果)を見ればわかる。さらに、企業の明日の姿(果)を知りたかったら、企業の今の事業活動(因)を見なさいということだろうか。
過去の行動(因)の結果が今の自分の姿(果)であり、今日からの行動(因)が明日の自分の姿(果)であるとするならば、タイトルの「幸せな「カルマ」のつかみ方」は、しごくシンプルで「自分が幸せになるために善行を積みなさい」ということか。
実は、「幸せになろう」と思っていては、いつまでたっても幸せにならない。
なぜなら、幸せになる方法は、この瞬間を幸せだと感じることだからだ。