月別アーカイブ: 2019年5月

ソフトバンクグループの株主価値

2019年5月9日付、ソフトバンクグループ(SBG)は2019年3月期決算を発表しました。売上高は9兆6000億円(前期比+5%増加)、営業利益はなんと2兆3500億円(前期比+81%)と2兆円の大台を突破しました。 この増益には、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)が大きく貢献しています。今期の営業利益の半分以上を稼いでいるのがSVFなのです。 (出所:ソフトバンクグループ決算説明会資料) … 続きを読む→

KAM導入の意味合い

KAMとは「監査上の主要な検討事項」(KAM: Key Audit Matters)のこと。2018年7月の監査基準の改訂によって、監査報告書には、このKAMが記載されることになりました。ちなみにKAMはカムと発音します。 このKAMと同様の記載はすでに国際監査基準(ISA)を採用する国ではすでに適用されています。EUにおいては、2017年6月期の監査から、米国においても類似のCAM(Critic … 続きを読む→

新講座「財務分析の手法とケーススタディ」開催します!

かねてよりご要望の多かったアカウンティング講座「財務分析の手法とケーススタディ」を2019年7月13日(土)開催します。 本講座では、決算書の実践的な分析・評価の手法を習得していただきます。実際の上場企業の公表財務数値の分析を通じて、各指標の算出方法とそれぞれの数値の読み解き方が分かるようになります。 それだけではありません。ケーススタディを取り入れ、グループに分かれて企業再生のための具体的なアク … 続きを読む→

2049 日本がEUに加盟する日

1995年Windows95が発売されました。初めて購入したPCでインターネットに接続したときのあの身震いするような感動は今でも鮮明に覚えています。まさに世界とつながったと感じた一瞬です。この1995年はまさに「世界の始まりの年」だと言えるでしょう。この年、その後のグローバリゼーションとデジタル時代の金融システムを一気に進めた三つの出来事が発生しているからです。 まずは、先述した「Windows9 … 続きを読む→

「平成」を振り返る

東京株式市場で26日、平成最後の取引が終わったという報道には感慨深いものがありました。日経平均株価の終値は2万2258円。まさに平成元年の大納会では3万8915円と史上最高値をつけました。 あらためて、平成元年の世界時価総額ランキングのTOP20(以下の図参照)を眺めてみると15社が日本企業ですから、その凄さがわかるというものです。当時は東京23区でアメリカが買えるとまで言われていたのです。 さら … 続きを読む→

懲りない銀行

2019/4/20付の日経新聞によれば、未上場のスタートアップ企業と銀行が接近しているといいます。スタートアップ企業は事業リスクが高いことから、従来の資金調達はエクイティファイナンスが主流でした。 ところが、世界的な金融緩和の流れの中で運用難に苦しむ銀行がなんとか成長企業を取り込もうと躍起になっているのがうかがえます。 三菱UFJ銀行はこうした融資を増やす方向にカジを切り、5月には行内の複数部署か … 続きを読む→

企業価値算定に使う割引率

「買収を検討している企業の価値算定をざっくり自分でやる必要があります。その時の割引率は自分の会社の資本コストなのか、それとも買収対象企業の資本コストなのか。どちらがいいんでしょうか?」 最近、M&A担当になったという方からの質問です。 意外とファイナンスがわかっていても、即答できる人は少ないかも知れません。まずはご自身でよく考えてからこのあとをお読みください。 たとえば、家電メーカーがEV … 続きを読む→

ソフトバンクG 社債5000億円発行

2019/4/2付日経新聞によれば、ソフトバンクグループは4月に5000億円の普通社債を発行する方針だといいます。これは、日本企業による円建ての普通社債では過去最大です。 調達した資金は、2014年5月に発行した年限5年の個人向け社債(3000億円)の償還などにあてると言います。今回の社債発行も機関投資家向けではなく、個人向けです。期間は6年で、利率は年1.3~1.9%の間で12日に決定する予定で … 続きを読む→

社外監査役に就任しました

コーポレートガバナンスの強化が叫ばれる中、社外取締役の割合をどうするのかという議論がはじまっています。コーポレートガバナンスとは、株主が経営者を規律づけることです。 そのための「三種の神器」と言われるものが、「指名」「報酬」「監査」です。経営者を選任したり、解任したりするのが「指名」です。「報酬」とは企業の業績に応じて経営者の報酬を決めることです。そして「監査」とは、企業に何か不祥事が起きる可能性 … 続きを読む→

米国の強み

米国の著名投資家であるウォーレン・バフェット氏は、自身が率いるバークシャー・ハサウェイの株主に年1回の手紙を送ります。その「株主への手紙」の中に、同氏が米国と米国の株式市場に対して絶大なる信頼を寄せていることがわかる箇所があります。 バフェット氏が77年前の11歳の時に最初に投資した金額は$114.75です。バフェット氏はこう書いています。 「この$114.75を仮にS&P500インデック … 続きを読む→

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