月別アーカイブ: 2019年9月

日本企業の研究開発投資

日本経済新聞社がまとめた2019年度の「研究開発活動に関する調査」で、昨年に引き続き、主要企業の4割超が過去最高の研究開発費を計画していることが分かりました。 日本企業のトップは相変わらずのトヨタ自動車です。トヨタ自動車は、過去最高となる1兆1000億円を投じて、自動運転やコネクテッドカー、電動化などを進めています。同社の小林耕士副社長によれば、「CASEへの対応は(研究開発費の)4割弱を占める」 … 続きを読む→

オープンイノベーション時代の「取締役」とは

先日、経営共創基盤CEOの冨山和彦氏の講演「オープンイノベーション時代の「取締役」とは」を聞く機会に恵まれました。今回は講演で印象に残った点を取り上げたいと思います。 平成30年間の「破壊的イノベーションの波の拡大」には二つの要因がある。それは、「グローバリゼーション(市場経済圏の全世界化)」によって世界に垣根がなくなったということ、そして「デジタル革命の進展」による産業構造が変化したことである。 … 続きを読む→

価格改定のお知らせ

1.価格改定のお知らせ 毎度、ご愛顧いただき有難うございます。ご承知の通り、10月1日から消費税が増税になります。これに伴い、一部講座の価格を改定させていただきます。講座の内容も、より皆様の理解が深まるように随時変更して参りました。誠に勝手ではございますが、今回の価格改定では2%の増税分よりも多めの価格の見直しをさせていただいております。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。 2.新価格 新価格 … 続きを読む→

日本企業とGAFAの税負担

日本経済新聞社が2025社の19年3月期の会計上の税負担率を調べたところ、税負担率の中央値は31.4%と、5年前と比較すると約7ポイント低下したといいます。法人税の実効税率は13年度の37%から16年度は29.97%、18年度以降は29.74%となっています。この法人税減税の影響が出ていると言えます。 「実効税率」とは法人の実質的な所得税負担率のことをいいます。いわゆる大企業が負担すべき広義の税率 … 続きを読む→

かんぽの闇

これまでに発覚したかんぽ生命の不適切募集は報道によれば約18万件といわれています。「郵便局員の制服を着ているだけで高齢者は安心して話を聞いてくれた。」という郵便局員の発言がニュースで取り上げられていました。 今回の不適切募集の中で多かったのが保険料の「二重払い」と旧契約と新契約の間に空白ができて無保険期間が生じる「無保険状態」です。旧契約をそのままに新契約を締結し、6ヵ月以降に過去の契約を解約すれ … 続きを読む→

上場子会社が危ない

最近、日本の親子上場制度に注目が集まっています。というのも、ここに来て世間を騒がせるような出来事が立て続けに起こっているからです。大株主の伊藤忠商事がデサントに対して敵対的TOB(株式公開買い付け)を実施したことは記憶に新しいかと思います。伊藤忠商事は株式保有率を40%に引き上げて創業家社長を退任に追い込みました。 また、最近ではアスクルに対して、株式保有比率42%のヤフーなどが株主総会の社長再任 … 続きを読む→

持ち合い株式解消の本気度はいかに

金融庁は「投資家と企業の対話ガイドライン」の中で、持ち合い株式の保有目的のみならず、保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか等を具体的に精査することを求めています。上場企業はこの要請に応えていく必要があるのです。 つまり、従来の「取引関係の維持」などと言った定性的な説明ではなく、定量的な説明が求められることになったのです。2019年3月期決算の企業の有価証券報告書が6月末に出そろいました … 続きを読む→

プロ経営者松本晃氏が語るRIZAPの内実とは(2/2)

前回に引き続き、2019.7.13週刊東洋経済のインタビュー記事プロ経営者松本氏の発言を取り上げたいと思います。この記事の中に松本氏が経営者として大事にしていることがよくわかる発言があります。 「経営者は自らの腕となる存在を強くしておく必要がある。僕は人事をつかさどるCHO(最高人事責任者)を右腕、ファイナンスを担うCFO(最高財務責任者)を左腕としてきた。右腕が人事なのは、採用・教育に加えて優秀 … 続きを読む→

プロ経営者松本晃氏が語るRIZAPの内実とは(1/2)

RIZAPの2019年3月期の売上収益は2,225億円と前期比+82.3%の増収ながら、営業利益は最終的には▲93億円の赤字となりました。前期対比で▲211億円の減益のうち、93億円は構造改革関連費用です。 構造改革の指揮をとっていた元カルビー会長兼CEOの松本晃氏はこの6月で取締役を退任し、特別顧問につくことになりました。実際のところ、松本氏はRIZAPについてどのように考えているのでしょうか。 … 続きを読む→

凸版印刷はお買い得!?

2019年7月17日付日経新聞によると4期連続の最高益を狙うリクルートホールディングス(以下リクルート)ですが、今後の株価の上値を抑える事態が発生しそうです。2014年度の上場から早くも5年。いまでは時価総額が6兆円近くになっています。それに伴い、取引先などがもつリクルート株の価値も高まっています。上場企業の持ち合い株式の解消への圧力が強まる中、含み益が大きくなったリクルート株は格好の売却対象銘柄 … 続きを読む→

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