月別アーカイブ: 2020年6月

奇跡の経済教室 第8回(最終回)

国際通貨基金(IMF)は新型コロナウイルスの感染拡大による世界不況をグレート・ロックダウンと名付けました。こんな時期だからこそ「経済学」をじっくりと学んでみたいと考え、「目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】」を皆さんと一緒に読み解いてきました。今回がその最終回になります。 政府は、「新経済・財政再生計画」(2018年6月策定)に基づき、次の二つの財政健全化目標を掲げています。① 20 … 続きを読む→

【ZOOM】ファイナンス基礎講座(オンライン)開始のお知らせ

私、「アフターデジタル」を読んで反省しました。この本で「OMO(Online Merges with Offline、またはOnline-Merge-Offline)」という概念を初めて知りました。「OMO」とは、オンラインとオフラインを別々のものとしてとらえるのではなく、一体のものとしてとらえる考え方のようです。 本書で紹介される中国企業の多くに共通する以下のコメントにOMOの考え方が垣間見えま … 続きを読む→

奇跡の経済教室 第7回

前回は衝撃の「事実」が明らかになりました。「日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない」これは財務省も認めている確かな「事実」です。つまり、日本政府の財政赤字がいくら拡大しようとも返済不能になることはあり得ません。なぜなら、借金の返済に必要な通貨を発行しているのは、ほかならぬ政府自身だからです。 だったら、税金なんていらないではないか!と言いたくなります。ところが無税国家はあり得 … 続きを読む→

奇跡の経済教室 第6回

やっと「奇跡の経済教室」も後半戦に入って参りました。前回は、こんな議論を展開しました。政府の財政赤字は、民間部門の貯蓄によって支えられているのではない。そして、政府の財政赤字は、それと同額の民間部門の貯蓄を生み出す。したがって、民間部門の貯蓄が財政赤字拡大の制約となることはあり得ない。 制約があるとすれば、借り手の資金需要と返済能力ということになります。日本国政府について言えば、その返済能力には限 … 続きを読む→

奇跡の経済教室 第5回

引き続き「目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】」の内容を取り上げます。前回のテーマは「貨幣とは何か?」でした。貨幣とは、第三者にも譲渡できる特殊な形式の「負債」です。ただし、その「負債」にはデフォルト(債務不履行)のリスクがないということが重要です。デフォルトの可能性がないからこそ、誰もが貨幣として受け取るのです。 現代経済において、貨幣として流通とするのは、「現金通貨(中央銀行券と … 続きを読む→

奇跡の経済教室 第4回

引き続き「目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】」の内容を取り上げます。デフレ脱却のためには、需要アップ、供給ダウンが必要でした。そのためには、財政拡大、「大きな政府」、金融緩和、産業・労働者の保護、競争の抑制、グローバル化の抑制といった平成日本では悪とされたこと(金融緩和を除く)をやらなくてなりませんでした。ところが、全く逆のことをしてきたのが平成日本だったわけです。 当時は次のよう … 続きを読む→

奇跡の経済教室 第3回

今回も「目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】」の内容を取り上げます。どうして日本は20年以上もの間、デフレ対策が実行されなかったのでしょうか。もう一度、下図のデフレの具体的な政策を眺めてください。 需要アップのためには、積極的な財政支出、「大きな政府」が必要です。デフレで個人が節約を余儀なくされ、企業がリストラを行っている時に、政府だけ財政支出を拡大し、公務員の数を増やしていたら、ど … 続きを読む→

奇跡の経済教室 第2回

今回も「目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】」の内容を取り上げます。前回のテーマは「デフレ」でした。デフレとは「需要<供給」の状態にあることです。したがって、デフレ脱却のためには、需要(消費+投資)を拡大すればいいことになります。そうすれば、デフレから脱却し、経済は成長します。 ところが簡単に消費と投資を増やすことができないのです。デフレで不景気の時に、個人や企業が消費や投資を控え、 … 続きを読む→

奇跡の経済教室 第1回

国際通貨基金(IMF)は新型コロナウイルスの感染拡大による世界不況をグレート・ロックダウンと名付けました。今回の不況は、2008年からの世界金融危機(グレート・リセッション)を超え、1930年代の大恐慌(グレート・ディプレッション)以来、最悪の景気後退局面となるということです。 今回から数回にわたり、「目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】」の内容を取り上げたいと思います。こんな時期だ … 続きを読む→

Boeingにみる米国型資本主義の行く末

世界最大の航空機メーカーであるボーイングは米国政府などに総額600億ドルの支援を求めているといいます。ボーイングは主力の小型旅客機「737MAX」が相次いで墜落事故を起こし、運航停止に追い込まれました。さらにここに来て新型コロナウィルスの感染拡大の影響もあり、米国政府に泣きついたというわけです。 ボーイングの2019年12月期の売上高は766憶ドル(約8兆2,728億円)と前期比24%の減少となっ … 続きを読む→

石野 雄一の本

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