日清の「カップヌードルごはん」の販売休止や三洋電機のライスブレッドクッカー「GOPAN」の販売延期が今朝のTVに取り上げられていた。
いずれも、需要に対して、生産が追いつかないことから、顧客の混乱を避けるために苦渋の決断をしたという。
一方で、今朝の日経新聞には、企業の在庫が減少しているという記事があった。
既存製品ですら、在庫を圧縮して、FCFの増加に努めているくらいだから、売れるか売れないかわからない新製品ではアグレッシブな生産計画など立てられないだろう。こうしたことが、今回の販売休止や販売延期につながったのだ。
会計上のPLには出てこないがこの機会損失は無視できない。
経営者としては、なかなかチャレンジングな経営判断をしなくてはいけない局面にたたされているということですね。