富士フィルムは強くなったのか
2021年3月31日、富士フイルムホールディングス（以下富士フィルム）は古森会長兼CEOが6月に退任すると発表しました。古森氏と言えば、デジタルカメラの普及 …
ファイナンス
MSワラントは悪魔の資金調達なのか
新株予約権（ワラント）を活用した資金調達に踏み切る企業が増えています。新株予約権とは、簡単にいえば「あらかじめ決められた期間に、あらかじめ決められた価格（行 …
東京製綱、日鉄の仁義なき戦い
東京製綱は2021年2月4日、日本製鉄によるTOB（株式公開買い付け）に反対すると発表しました。これにより、日本製鉄としては初めての敵対的買収となりました。 …
誰も知らない未来予測の方法
このブログをお読みになっている皆さんにはファイナンスと会計の違いは言うまでもないでしょう。そうです。時間軸の違いがあります。ファイナンスの時間軸は「未来」で …
企業価値向上のための資本コスト経営
2018年6月に東京証券取引所がコーポレートガバナンス・コードを改訂しました。この改訂コーポレートガバナンス・コードでは、上場会社は企業価値向上のための経営 …
島忠買収の行方はいかに
ニトリホールディングス（以下ニトリ）が島忠獲得に向けて、TOB（株式公開買い付け）を実施すると10月29日に発表しました。これを受けて、すでに島忠に対してT …
三菱重工が気にするべきコストとは
三菱重工業が国産初のジェット旅客機の事業化を凍結すると報じられました。小型ジェット旅客機「スペースジェット」は、すでに1兆円規模の開発コストをかけてきた事業 …
ソフトバンクGも、貝殻（シェル）販売
前回のブログでは、米国市場におけるSPAC（特別買収目的会社）上場を取り上げました。2020年7～9月の新規株式公開（IPO）による市場調達額630億ドル（ …
米国市場の半分が貝殻（シェル）
2020年10月11日付日経新聞によれば、2020年7～9月の3ヵ月で新規公開企業が米国市場から調達したのは、630億ドル（約6兆6千億円）です。そのうち半 …
市場から消えるソフトバンクG
ソフトバンクグループが半導体設計のARMの売却を決めました。ARMを3.3兆円で買収したのは、2016年です。当時、ソフトバンクグループの社外取締役であった …