トランプ大統領の登場で世界の金融市場の雰囲気は一変しました。日経平均も18,000円、1ドル=110円まで円安・株高が進み、市場のキーワードは、「低成長」から「成長」に変わりました。米国内においても、金利高ドル高がいっきに進んでいます。
「誰が大統領でも米国の成長は続く」
今年の5月3日に開かれたバークシャー・ハザウェイの株主総会で、「トランプ大統領が誕生したら、どんなリスクがあるか」と株主に聞かれた際のウォーレン・バフェットの回答です。
大統領が誰であろうと「米国は数百年にもわたってうまくやってきた」と話す。「ビジネスは社会に適応し、社会はビジネスに適応してきた」と将来に自信を示した。(出典:日経ヴェリタス第426号)
数百年という時間軸で考える。そして歴史に学ぶことの大切さ。こんな時こそ、雑多な情報に踊らされることなく、目に見えることよりも、目に見えないことを想像し、理解しようという姿勢が大切なんだと自分に言い聞かせています。