今朝の日経新聞の記事によれば、三菱電機の2011年3月期の設備投資額は前期の2倍強にあたる1,850億円と3年ぶりに減価償却費(約1,300億円)を上回る見通しとのことです。
減価償却費とは、設備投資額をその効果のある期間(=耐用年数)にわたって一定のルールにしたがって費用にしていくものです。
設備投資額がこの減価償却費を上回っている場合、起業が設備投資に積極的だと考える1つの目安となります。ただし、当たり前のことですが、競合他社の設備投資状況を見なければ、今回の三菱電機の設備投資額が十分かどうかは分かりません。