粉飾決算 VS 会計基準

事実は小説よりも奇なりと言われたりしますが、まさにこの「粉飾決算 VS 会計基準」を読んでこのことを痛感しました。400ページに近い大作を私は一気に読んでしまいました。 本書は日本の経済社会を震撼させた5件の巨大粉飾決算事件を分析しています。10年経って有罪から一転して逆転無罪となった長銀、日債銀粉飾決算事件、著者が冤罪とみるライブドア事件、投資の含み損の「飛ばし」に端を発した長期にわたるオリンパ … 続きを読む→

オポチュニティ企業とクオリティ企業

先日、「オポチュニティとクオリティ 稼ぐ力の源泉を考える」と題する講演に行ってきました。スピーカーは、あの「ストーリーとしての競争戦略」で有名な一橋大学院国際企業戦略研究科の楠木教授です。とても示唆に富むお話でしたので紹介したいと思います。 楠木教授はこう言い切ります。日本企業の経営課題はいたってシンプルである。つまり、稼ぐ力を取り戻すということ。そして戦略のゴールは長期利益である。 競争市場で長 … 続きを読む→

メインバンクは消えたのか

2017年3月期に5529億円の債務超過を計上した東芝は、過去2年で、医療機器や業務用カメラ事業をキヤノンに売却し、白物家電を中国・美的集団に売却しました。18年3月期の2回目の債務超過を回避するためにも東芝メモリの売却先決定が必須という話がありますが、東芝メモリの売却先はいまだ決まっていません。 これに関連して、2017年9月13日付日経新聞の大機小機に「消えたメインバンク」という記事が掲載され … 続きを読む→

トルネードチャートという道具

大手商社でリアルオプションについて講義をすることが増えてきました。商社という業界は従来の口銭ビジネスから投資型のビジネスにシフトしています。今や日本企業の中でも、最もファイナンスの知識が必要な業界と言えます。 最近、資源価格の下落で多額の減損を余儀なくされた大手商社にとって、将来の不確実性をどのようにとらえるかというのが重要なテーマになっているわけです。こうした流れを受けて、リスク分析のツールのひ … 続きを読む→

閑古鳥なく官民ファンド

2017年8月26日付日経新聞によれば、安倍政権下で2013年以降に設立した官民ファンドの数は今や14。3月末で各省庁からの現役出向は110人に達し、国は約8千億円を投じています。出資金に借入金への政府保証枠を加えれば約4兆円。3月末までに使ったのは1兆5千億円。過半は革新機構の投資で、多くのファンドは投資先に困っている状況です。 例えば、農産物の加工・販売を支援するファンド(以下A-FIVE)は … 続きを読む→

「週刊東洋経済」に弊社代表石野の記事が掲載されます

明日(9月4日)発売の「週刊東洋経済2017年9月9日号」68-71ページに「ニュースの理解にも役立つファイナンスの考え方」と題した記事が掲載されます。 ファイナンスの基本的な考え方をAmazonやソフトバンクの例を挙げながら、4ページにわたり説明させていただいております。是非、ご覧ください。 ご購入はこちらから↓

動画配信開始!! 【財務モデリング基礎講座】

多くの方々からのご要望におこたえしまして、このたび「財務モデリング基礎講座」の動画配信を開始することになりました。 「道具としてのファイナンス」を書き上げた当初、私はEXCELが使える方だと思っていました。しかし、それは大間違いだったのです。前職のコンサルタント時代、同僚に教わったことはたくさんありますが、そのうちのひとつにEXCELのモデリングスキルがあります。 私の事業計画のモデルは、度重なる … 続きを読む→

「君の膵臓を食べたい」

私には中学生3年生の娘がいます。夏休みの宿題に読書感想文があって、娘は「君の膵臓を食べたい」を題材に選びました。「お父さんの感想をぜひ聞かせてほしい」と言われ、娘の魂胆は見え見えながら、娘に甘い私はしぶしぶ読み始めました。 物語は病院の待合室で始まります。主人公の「僕」は盲腸の手術後の抜糸のために病院を訪れていました。そのときに、ソファの上に病院近くの書店のカバーがかけられている本が置かれているの … 続きを読む→

有価証券報告書の読み解き方(その1)

有価証券報告書を実際に読んでみるということはそんなに多くはないでしょう。ですが、この有価証券報告書は企業情報の宝庫と言えます。 有価証券報告書は今や各企業のホームページから簡単にダウンロードすることができます。私は、いつも「企業名 IR」というキーワードで検索して該当企業のページにアクセスします。 有価証券報告書の中でもなんと言っても注目に値するパートは、「セグメント情報」です。今や上場企業で一つ … 続きを読む→

株持ち合い縮小 10%割れ 成長投資へ

2017年7月16日付日経新聞によれば、上場企業が営業目的のために保有する持ち合い株(政策保有株)を減らす動きが加速しているといいます。2017年3月末で保有比率は9.9%と初めて10%の大台を割っています(野村証券談)売却資金を成長投資に振り向け、資産効率の改善と成長を同時に狙う企業も増えてきたということです。 いわゆる政策保有株の売却には、営業部門が抵抗することが多いものです。拙著「まんがで身 … 続きを読む→

石野 雄一の本

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道具としてのファイナンス

道具としてのファイナンス 「理論先行」を排し、最適な資金調達やプロジェクト選択など、ビジネス現場で得た、実務に役立つ知識・方法をわかりやすく教えます。(累計5万部)

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道具としてのファイナンス 問題集 Kindle版 「道具としてのファイナンス」を読むだけでは、なかなか理解出来なかったことも、この問題集をエクセルで解いていく過程で理解できるようになります。(Excel付き)

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まんがで身につくファイナンス ファイナンス本のベストセラー著者が、今まででいちばんわかりやすく書きました。
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女子高生社長、ファイナンスを学ぶ -がけっぷち経営奮闘記-

女子高生社長、ファイナンスを学ぶ がけっぷち経営奮闘記 倒産寸前! がけっぷちの出版社を救ったのは、女子高生の勇気と「ファイナンス」だった!
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