私たちの今年のテーマ

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。何かをなす時、タイミングは馬鹿にはできません。時を制する者を「時代の寵児」といいます。また、列子はこう言っています。「時を得るものは栄え、時を失う者は滅ぶ」 日本には、古来から暦で年・月・日・時間の力「バイオリズム」を活用して物事を進める習慣がありました。時にはそれぞれ、我々の学ぶべきテーマが設定されています。1日24時間(子の刻から亥の … 続きを読む→

東証1部という看板がなくなる日

東京証券取引所は2020年12月25日に、東証1部・東証2部・マザーズ・JASDAQ(スタンダード及びグロース)の5つの市場区分を、2022年4月1日を目途に、プライム市場・スタンダード市場・グロース市場の3つの市場区分に変更することを発表しました。 プライム市場に上場するには、流通株式比率35%以上、流通時価総額100億円以上といった条件を満たす必要があります(詳細下図ご参照)。上場基準を厳しく … 続きを読む→

まやかしのステークホルダー資本主義

事業会社の目標は何であるべきか。経済学者のミルトン・フリードマンは、1970年9月のニューヨーク・タイムズの記事で「企業の社会的責任は利益の最大化である」と説きました。この論文が米国における株主利益第一主義を確固たるものにしたと言われています。 米国には「ビジネス・ラウンドテーブル(以下BRT)」という主要企業の経営者らが参加する経済団体があります。このBRTが1997年に発表した「企業統治に関す … 続きを読む→

教養としての投資

今回は「教養としての投資」という素晴らしい本をご紹介したいと思います。ベストセラーになっていますから読まれた方もいらっしゃるかもしれません。確実に貧しくなっている日本を食い止めるには、一人ひとりが「投資家の思想」を持つことだと著者はいいます。これまで多くの日本人は「労働者の思想」しか持っていなかった。しかし、その思想では、もう未来はないと断言しています。著者は農林中金バリューインベストメンツの最高 … 続きを読む→

社外取締役、3分の1以上に

コーポレートガバナンスは、「企業統治」と訳されますが、私の元上司の松田千恵子氏は、著書「これならわかる コーポレートガバナンスの教科書」でこう説明しています。コーポレートガバナンスとは、「社長の暴走と逃走を防ぐ仕組み」である。 この「社長の暴走と逃走を防ぐ仕組み」が日本企業には十分に確立されていないことが、問題とされてきました。2020年12月5日付の日経新聞によれば、金融庁と東京証券取引所が20 … 続きを読む→

誰も知らない未来予測の方法

このブログをお読みになっている皆さんにはファイナンスと会計の違いは言うまでもないでしょう。そうです。時間軸の違いがあります。ファイナンスの時間軸は「未来」です。一方で、会計は「過去」を扱います。決算書(BS/PL)の数字はあくまでも過去の企業業績という「結果」です。当たり前のことですが、「結果」をいくら眺めても、残念ながら「未来」は見えてきません。 世の中はすべて原因と結果の法則(因果律)で成り立 … 続きを読む→

楽曲の権利と価値

アメリカの人気歌手テイラー・スウィフトの初期のアルバム6枚の所有権を投資ファンドが取得したという報道がありました。フィナンシャル・タイムズによると、買収価格は3億ドル(約310億円)を超えたといいます。 これで思い出すのがビートルズの話です。ビートルズがアメリカで華々しいデビューをかざる少し前に、ポール・マッカートニーとジョン・レノンがなんの疑問も抱かずにサインした契約書。そこには、なんと「楽曲の … 続きを読む→

岐路に立つパナソニック

パナソニックの社長が交代します。現社長の津賀氏は、悲願だった売上高を10兆円へ拡大する目標は取り下げ、利益重視の経営に転換しました。2016年3月末には、2021年3月期に営業利益を6000億円に増やすという事業方針を発表。ただ、今期業績見込みは売上高6兆5000億円、営業利益は1500億円です。この売上高は30年前とほぼ同じといいます。 出所:「一目でわかるパナソニック」以下同様 津賀体制のもと … 続きを読む→

企業価値向上のための資本コスト経営

2018年6月に東京証券取引所がコーポレートガバナンス・コードを改訂しました。この改訂コーポレートガバナンス・コードでは、上場会社は企業価値向上のための経営戦略として、資本コストを意識した経営判断や経営運営を行うことが求められています。 「経営戦略や経営計画の策定・公表に当たっては、自社の資本コストを的確に把握した上で、収益計画や資本政策の基本的な方針を示すとともに、収益力・資本効率等に関する目標 … 続きを読む→

島忠買収の行方はいかに

ニトリホールディングス(以下ニトリ)が島忠獲得に向けて、TOB(株式公開買い付け)を実施すると10月29日に発表しました。これを受けて、すでに島忠に対してTOBを実施しているホームセンター業界2位のDCMホールディングス(以下DCM)はリリースを発表し、「島忠とは約5カ月にわたって相互の信頼関係を大切にし、お互いの事業価値を高めることについて慎重に協議を重ねてきた」こと、そして、「当社こそが島忠に … 続きを読む→

石野 雄一の本

アマゾンの「オールタイムベスト ビジネス書100」にランクイン!

実況!ビジネス力養成講義 ファイナンス

実況!ビジネス力養成講義 ファイナンス 最強の入門書誕生。「超わかりやすい」と評判のセミナーが1冊の本になりました。講義調のわかりやすい解説で、難しいファイナンスがすっきり分かります。

道具としてのファイナンス

道具としてのファイナンス 「理論先行」を排し、最適な資金調達やプロジェクト選択など、ビジネス現場で得た、実務に役立つ知識・方法をわかりやすく教えます。(累計6万部)

道具としてのファイナンス
問題集 Kindle版

道具としてのファイナンス 問題集 Kindle版 「道具としてのファイナンス」を読むだけでは、なかなか理解出来なかったことも、この問題集をエクセルで解いていく過程で理解できるようになります。(Excel付き)

ざっくり分かるファイナンス

ざっくり分かるファイナンス わかりやすさを追求したファイナンス入門書。
これまでファイナンス入門書を読んで挫折した方に手にとって欲しい一冊です。(累計12万部)

まんがで身につくファイナンス

まんがで身につくファイナンス ファイナンス本のベストセラー著者が、今まででいちばんわかりやすく書きました。
知識ゼロからでも大丈夫! 世界一わかりやすいファイナンス入門です。

女子高生社長、ファイナンスを学ぶ -がけっぷち経営奮闘記-

女子高生社長、ファイナンスを学ぶ がけっぷち経営奮闘記 倒産寸前! がけっぷちの出版社を救ったのは、女子高生の勇気と「ファイナンス」だった!
最強のビジネス小説、誕生!
Top