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ロカベンを活用しよう!

ローカルベンチマーク(通称:ロカベン)は、企業の経営状態の把握、いわゆる「健康診断」を行うツール(道具)です。ロカベンは単なる分析ツールというだけでなく、経営者が金融機関や株主と企業の現状や課題についてコミュニケーションするための評価手法・評価指標とも言えます。

ロカベンツールは経済産業省のホームページから無料でダウンロードできます。ダウンロードできるのは、以下のファイルです(2019年1月現在)

・【最新】ローカルベンチマークツール(2018年5月ツール改訂版・最新基準値使用) Excelファイル

・【最新】ツール利用マニュアル(2018年5月公表版)PDFファイル

ロカベンでは、企業の財務状況をベンチマークするにあたって、以下の6つの財務指標を採用しています。

①売上高増加率(成長性)、②営業利益率(収益性)、③労働生産性(生産性)、④EBITDA有利子負債倍率(安全性)、⑤営業運転資本回転期間(効率性)、⑥自己資本比率(安全性)

この6つの指標で同業他社と競合分析を行い、総合評価点を算出して、ABCDのランク付けがされるようになっています。素晴らしいのは、ベンチマークする企業が帝国データバンクが保有する企業約100,000社を対象であることです。おそらく、このデータは今後定期的にアップデートされるでしょう。

この財務分析で自社のランクが確認できるだけでなく、レーダーチャートで3期分の財務分析結果の推移が確認できるため、どの指標が改善(あるいは悪化)したのか、企業の財務状況や課題の把握ができます。ぜひ一度ご自身の会社の財務分析を行ってみてください。

ローカルベンチマークの財務分析結果例

 

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