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Excelの「日付」の関数

今回は「日付」に関する関数をご紹介します。

前回は日付を入力して、表示形式を設定すれば、見た目を年、月、日、曜日だけにすることができるということをご紹介しました。この場合は、見た目が曜日であろうと、セルに入力されている値は日付(シリアル値)でした。

業務によっては、表示形式によって表示を変えるだけでなく、年、月、日だけをセルに入力したい場合もあります。

その場合は、YEAR/MONTH/DAY関数を使えば、日付を簡単に年、月、日だけの数字に変換してくれます。
これらの関数はYEAR(日付)、MONTH(日付)、DAY(日付)のように使用します。
また、日付から曜日だけをセルに入力したい場合には、数値を表示形式を適用した文字列に変換するTEXT関数を使います。
TEXT関数はTEXT(値、表示形式)のように使用しますので、曜日を求めたい時にはTEXT(シリアル値、”aaa”)とします。

これらの関数を使った場合には、見かけだけでなく、セルに入っている値は、それぞれ2018、10、3、水となります。

逆に年、月、日のデータから日付(シリアル値)に変換するのはDATE関数です。
DATE関数はDATE(年、月、日)のように使用します。

あとよく使う日付の関数はEOMONTH関数です。これは、月末の日付を求める関数です。
EOMONTH(開始日、月)のように使用します。こうすると、開始日から数えて、指定した月だけ後の最終日を求めることができます。
月をマイナスにすることで、開始日より前の最終日も求めることができます。

二回にわたり、日付に関してご紹介しました。
これだけマスターすれば、日付に関してたいていのことはできるようになるはずです。

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