感謝を伝える

ラーメン好きで知らない人はいない一風堂の河原社長がその著書『五輪書(到知出版社)』でこんなことを言っています。 『自分の命をつくりだしてくれた両親。その両親に心から感謝し、思いを伝えることは、自分自身を肯定的にとらえることに他なりません。 まして、飲食業に携わる者ならば、自分にとって最も大切な人である両親に「ありがとう」が言えなくて、どうしてお客様に本当のありがとうを伝えることができるでしょうか。 … 続きを読む→

財務マネジメントの目的とは何か

財務マネジメントの目的とは、企業価値と市場価値の向上にあります。市場価値とは、市場が認識するその企業の価値です。 経営者は、企業価値を高めることはもちろんのこと、その高めた企業価値を市場が認識するよう努める必要があるのです。 ある意味、いいものをつくっても、それが顧客に伝わらなければ意味がないというのと同じかも知れません。 市場価値を高めるための一つの手段として、IR(=Investors Rel … 続きを読む→

回転寿司屋の売り物とは何か

最近、家の近くの回転寿司屋がリニューアルオープンしました。 新しいこともあって、結構繁盛しているようです。 繁盛している回転寿司は、誰でも食べる売れ筋がおいしいから、衝動的に来店してしまうといいます。誰もが一番食べるものって何でしょうか。それは、しょうゆとしゃり、そしてわさびです。 その中でも重要なものは「しょうゆ」らしいですね。安い回転寿司にくるお客様は、ネタを食べにくるのではなく、「しょうゆを … 続きを読む→

偶然なのか、必然なのか

昔、読んだ本の中のワンシーンで、これから起業しようとしている主人公にメンターがこんなことを言う場面があります。 「成功したいならね。偶然に注意して。偶然を偶然と思わないで」 偶然だと思ってやり過ごしてしまうことも、実は必然だと考えること。その意味をじっくりと考えてみることが自分にとってのチャンスを広げることなのかもしれません。 これは特にビジネスの成功だけに限ったことではないと思います。 私たちが … 続きを読む→

フリーキャッシュフローには2種類ある

企業価値を算定する場合、フリーキャッシュフロー(以下FCF)を加重平均資本コスト(WACC)で割り引いて事業価値を計算し、さらに非事業資産を加えて計算します。つまり、次のような関係式が成り立ちます。 企業価値=事業価値+非事業資産価値 このときのFCFは、次のように求めることができます。 FCF=営業利益(1-税率)+減価償却-設備投資-運転資金の増加額 実は、FCFはこれだけではありません。私た … 続きを読む→

IRへの効果的な質問

企業のIR(=Investor Relations)部門の役割は、投資家(=株主+債権者)のリスク認識を下げることによって、資本コストを下げることにあります。 最近では、企業によって濃淡はありますが、一介の個人投資家の質問に対しても丁寧に回答してくれるようになりました。 そんなIRに対して殺し文句ならぬ、効果的な質問があります。それは、こんな質問です。 「御社の投資判断基準について差し支えない範囲 … 続きを読む→

負けに不思議の負けなし

前回のブログ「成功のカギよりも失敗の原因が大事」に関して、読者の方から感想メールをいただきました。その方から、野村克也氏の言葉を教えていただきました。 「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」 有名な言葉らしいのですが、私は知りませんでした。これは本当に味わい深い言葉ですね。

成功のカギよりも失敗の原因が大事

コンサルタントの戦略立案のアプローチとして、その業界のKSF(key Success Factor:成功のカギ)に焦点をあてていくことがあります。 数年前、私がやりたいと思っていたビジネスに関して、経験のある経営者の方々にまさにこのアプローチで話を聞いて回ったことがあります。 そのとき、私が異口同音に言われたのが次のことです。 「石野さん、成功のカギを聞くよりも、失敗しないためにはどうすべきかって … 続きを読む→

NPV法がIRR法よりも優れている理由

あまり、知られていないのですが、NPV法では、投資をして、入ってくるキャッシュフローは、資本コストで再投資されるという仮定がおかれています。 一方、IRR法では、入ってきたキャッシュフローは当該プロジェクトの内部収益率で再投資されるという仮定がおかれています。 資本コストは、投資家(株主+債権者)が最低限要求する収益率でもあります。したがって、他の投資機会に再投資する際の収益率が資本コストであると … 続きを読む→

IRR(内部収益率)の誤解

設備投資の判断指標の主なものにNPV(=Net Present Value=正味現在価値)とIRR(=Internal Rate of Return)の二つがあります。 日本では、圧倒的にIRRを使っている企業が多いように見受けられます。これには、NPVを算出する際には、割引率を考慮しなくてはいけないのに対して、IRRの計算には、割引率を使わなくてすむからというのが理由としてあるようです。 これは … 続きを読む→

石野 雄一の本

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